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Study in Japan Global Network Project in ASEAN

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ミャンマー

07Sep2023

2023年度ミャンマー向け日本留学フェア(Study in Japan Fair 2023 for Myanmar)をオンラインで開催

 岡山大学は、文部科学省「日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)」の一環として、8月25日、26日の2日間、ミャンマーからの日本留学希望者及び進学指導者等を対象としたオンライン日本留学フェアを開催しました。  本フェアは、日本留学の入口から出口までをサポートすることを目的としており、ミャンマーからの日本留学を促進するだけでなく、留学後の日本での就職情報も提供しています。在ミャンマー日本国大使館、ミャンマー元日本留学生協会(以下、MAJA)、本学が主催し、ミャンマー人材育成支援産学官連携ぷらっとフォーム(以下、ぷらっとフォーム)の協力により実現しました。  本フェアは特設ウェブサイト、オンラインセミナー、オンライングループ相談会の3つのメインコンテンツで構成。ミャンマーの日本留学希望者ら総勢2,024人が参加登録し、様々な形で日本留学情報及び留学後の日本での就職情報を提供しました。  特設ウェブサイトでは、主催機関のMAJAや協力機関のぷらっとフォームのほか、独立行政法人日本学生支援機構、井内アジア留学生記念財団、日本・ミャンマー医療人育成支援協会より、日本留学・就職を促進するための資料や動画等が提供され、また、日本から出展した18大学の情報も個別に掲載しました。 オンラインセミナーには、ミャンマー人留学希望者等が488人参加しました。冒頭、在ミャンマー日本国大使館の丸山市郎特命全権大使、MAJAのMyo Khin会長、本学の鈴木孝義副学長(国際・同窓会担当)より開会あいさつがあり、本学を含む12大学の学校紹介と、MAJA、岡山大学日本留学情報センター(OJEIC)により日本留学基本情報、奨学金情報が提供されました。  グループ相談会は本学を含む18大学と在ミャンマー日本国大使館、MAJAが実施し、のべ1,120人の参加者が各機関の説明を受けたり、教員や現役留学生らに直接、質疑応答をしました。本学のセッションでは、本学のミャンマー人現役学生2名と10月からの入学予定学生3名が留学経験談を発表し、参加者から多くの質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。  本学は今後も、日本留学を志すミャンマーの学生等に向けて、日本留学フェアやセミナーを開催し、継続的な情報提供に努めます。 ●フェア概要 1.フェア名:Study in Japan Fair 2023 for Myanmar 2.日程:2023年8月25日(金)~26日(土) 3.ウェブサイト:https://www.okayama-u.ac.jp/user/myanmar/prepare2023.html 4.主催:岡山大学、在ミャンマー日本国大使館、ミャンマー元留学生協会(MAJA) 5.協力:ミャンマー人材育成支援産学官連携ぷらっとフォーム ●日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)  本学は、平成31年度より文部科学省「日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)」を受託し、5年間で、ASEANからの留学生数を1.5倍にすることを目標に事業を進めています。これまで、本学は平成26年度に文部科学省受託事業「留学コーディネーター配置事業(ミャンマー)に採択され、5年間でミャンマーからの留学生数を倍増することを目標として事業を実施した結果、4年間で3倍に増やすことができました。平成30年度より事業の名称が「日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)」に変わり、対象地域もASEAN10か国へと拡大しました。  現在は、ミャンマーのヤンゴンとマンダレー、タイのバンコク、カンボジアのプノンペン、ラオスのビエンチャンに事務所を構えており、これら5拠点からASEANの優秀な留学生獲得に向けて、事業に取り組んでいます。

ミャンマー

15Sep2022

ミャンマー向け日本留学フェア(Study in Japan Weeks 2022 in Myanmar)をオンラインで開催

 岡山大学は、日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)の一環として、8月8日から9月9日の約1か月にわたり、ミャンマーからの日本留学希望者及び進学指導者等を対象としたオンライン日本留学フェアを開催しました。ミャンマー一国向けの大規模なフェア開催は約2年ぶりであり、在ミャンマー日本国大使館、ミャンマー元日本留学生協会(MAJA)、岡山大学が主催、ミャンマー人材育成支援産学官連携ぷらっとフォーム(以下、ぷらっとフォームという。)の協力により実現しました。本フェアでは、ミャンマーからの日本留学を促進するほか、日本留学後の日本での就職情報も提供することで、日本留学の入口から出口までをサポートすることを目的としています。  本フェアでは特設ウェブサイトにおける情報提供、主催者と参加大学が日本留学情報や学校紹介をするオンラインセミナー、主催者と参加大学によるオンライングループ相談会の3つをメインコンテンツとして実施しました。これにより、本フェアへの参加登録者2,108名に向けて日本留学情報及び日本留学後の日本での就職情報を提供することができました。  特設ウェブサイトでは、主催のMAJA、協力のぷらっとフォームのほか、井内アジア留学生記念財団より、日本留学・就職を促進するための資料や動画等を提供いただきました。また、日本から出展した15大学の情報も個別に掲載しました。オンラインセミナーでは、在ミャンマー日本国大使館の丸山市郎特命全権大使、MAJAのMyo Khin会長、岡山大学の鈴木孝義副学長(国際担当)より開会挨拶があり、2年ぶりのフェア開催に多くの喜びの声が寄せられました。また、岡山大学を含む11大学の学校紹介、MAJA、岡山大学日本留学情報センター(OJEIC)による日本留学基本情報、奨学金情報の提供がありました。オンラインセミナーには1,037名のミャンマー人留学希望者等が参加しました。グループ相談会では、14大学と在ミャンマー日本国大使館、MAJAが相談会を実施し、ミャンマーからの参加者延べ1,474名が各機関の説明を受け、教員や現役留学生らに直接質疑応答する機会を得ました。岡山大学のセッションでは、稲森岳央グローバル人材育成院准教授が岡山大学の紹介をし、岡山大学に在籍するミャンマー人留学生3名が岡山大学及び岡山での留学経験談を発表し、参加者から多くの質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。  本事業は今後も、日本留学を志すミャンマーの学生等に向けて、日本留学フェアのほか、日本留学に関するセミナーを開催するなど、継続的な情報提供に努めます。 ●フェア概要 1.フェア名:Study in Japan Weeks 2022 in Myanmar 2.日程:2022年8月8日(月)~9月9日(金) 3.ウェブサイト:http://www.okayama-u.ac.jp/user/myanmar/prepare2022.html 4.主催:岡山大学、在ミャンマー日本国大使館、ミャンマー元留学生協会(MAJA) 5.協力:ミャンマー人材育成支援産学官連携ぷらっとフォーム ●ミャンマーにおける日本留学フェアのあゆみ  本事業が重点国と位置付けているミャンマーにおいて、独立行政法人日本学生支援機構が平成15年度から平成25年度まで11回にわたり開催していた「日本留学セミナー」が日本留学フェアの前身である。平成26年度には、日緬外交関係樹立60周年を記念する行事として規模を拡大し、このときはじめて「日本留学フェア」として開催した。平成26年度に岡山大学が文部科学省より「留学コーディネーター配置事業(ミャンマー)」に採択されたことから、平成27年度はJASSOと共催として開催、平成28年度から現在までは主催として開催している(平成30年度に「日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)」に名称変更)。なお、2020年度、2021年度は新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大を受け、オンラインでの開催に移行している。 ●日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)  岡山大学は、平成31年度より文部科学省「日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)」を受託し、5年間で、ASEANからの留学生数を1.5倍にすることを目標に事業を進めている。これまで、岡山大学は、平成26年度に文部科学省受託事業「留学コーディネーター配置事業(ミャンマー)に採択され、5年間でミャンマーからの留学生数を倍増することを目標として事業を実施した結果、4年間で3倍に増やすことができた。平成30年度より事業の名称が「日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)」に変わり、対象地域もASEAN10か国へと拡大した。  現在は、ミャンマーのヤンゴンとマンダレー、タイのバンコク、カンボジアのプノンペン、ラオスのビエンチャンに事務所を構えている。これら5拠点からASEANの優秀な留学生獲得に向けて、事業に取り組んでいる。

ラオス

29Aug2022

ラオス国立大学及びラオス教育スポーツ省を表敬訪問

 岡山大学の門田功学術研究院自然科学学域教授、稲森岳央グローバル人材育成院准教授、仁井勇佑留学コーディネーターらは8月8日にラオス国立大学、8月9日にラオス教育スポーツ省を表敬訪問しました。  ラオス国立大学では、日本で研修経験のあるHoungphet CHANTHAVONG副学長らと面会し、ビエンチャン事務所の紹介と、今後の協力についての意見交換を行いました。 Houngphet副学長は「ラオスの日本留学希望者にとって、日本留学のために必要な情報へのアクセスの容易さは非常に重要である。従って、ビエンチャン事務所の開所は、ラオス国立大学にとっても大きな意味を持ち、多くの学生に日本留学の機会をもたらす可能性があると認識している。」と述べ事務所への期待を寄せました。  また、ラオス教育スポーツ省では、Khamkeo HANSANA副局長らを訪問し、日本留学海外拠点連携推進事業の説明と、ラオスからの日本留学促進のための取組について議論を交わしました。Khamkeo副局長は「日本は、ラオスの高等教育分野での人材育成に貢献している。ビエンチャン事務所の開所は、ラオス・日本間の協力関係を更に推し進めるものであり、嬉しく思う。」と述べ、歓迎の意を示しました。  これらの訪問は、8月8日に挙行された日本留学海外拠点連携推進事業ASEAN拠点ビエンチャン事務所(ラオス)の開所式に伴い実現しました。今回の訪問を通して、ビエンチャン事務所と現地の大学、教育機関、岡山大学国際同窓会などとの連携が強化され、ラオスにおける日本留学が促進されることが期待されます。 【ラオスに日本留学海外拠点連携推進事業ASEAN拠点ビエンチャン事務所を開設】 https://studyinjapan-asean.jp/news.php?id=40

ラオス

29Aug2022

岡山大学がラオス日本センター(LJI)との合意覚書(MOA)を取り交わしました

 岡山大学国際部とラオスの首都ビエンチャン市にあるラオス日本人材開発センター(LJI: Laos-Japan Human Resource Development Institute)は、ラオスからの日本留学推進のため、8月8日、ラオス現地でMOA(Memorandum of Agreement、合意覚書)を取り交わしました。  LJIを代表してPhonekeo CHANTHAMALY所長、岡山大学国際部を代表して川口国際部長が本書に署名しました。  本書の締結は、日本留学海外拠点連携推進事業 ASEAN 拠点ビエンチャン事務所(ラオス)のLJIでの開所に伴い実現したもので、事務所の開所式と同日の8月8日にMOA調印式を挙行する運びとなりました。本書を取り交わしたことを契機に、ラオスから日本への留学促進を効果的かつ円滑に実施するため、LJIと本学の相互協力および連携が強化されることが期待されます。 【ラオスに日本留学海外拠点連携推進事業ASEAN拠点ビエンチャン事務所を開設】 https://studyinjapan-asean.jp/news.php?id=40

ラオス

29Aug2022

ラオスに日本留学海外拠点連携推進事業ASEAN拠点ビエンチャン事務所を開設

 岡山大学は、日本留学海外拠点連携推進事業ASEAN拠点ビエンチャン事務所(ラオス)をラオス日本人材開発センター(LJI: Laos-Japan Human Resource Development Institute、ラオス国立大学ドンドーク・キャンパス内)内に4月1日に開設し、8月8日に開所式を行いました。  開所式には、在ラオス日本国大使館より小林賢一特命全権大使、ラオス教育スポーツ省よりKhamkeo HANSANA高等教育局副局長、ラオス国立大学よりOudom PHONEKHAMPHENG学長、LJIよりPhonekeo CHANTHAMALY所長など、ラオスの政府・教育機関10機関から関係者30名が集まり、開所を祝いました。岡山大学からは、本事業の統括マネージャーである門田功学術研究院自然科学学域教授および稲森岳央グローバル人材育成院准教授らが出席しました。  来賓祝辞では、在ラオス日本国大使館の小林特命全権大使が「日本とラオスの懸け橋の役割を果たしているLJIに事務所が設置されたことにより、今後より多くのラオスの若者が日本留学し、両国の関係強化および更なる発展が実現するよう祈ります。」と述べ、本事務所へ期待を寄せました。また、ラオス国立大学のOudom学長は、ラオスにおいて教育は重要分野であることにも触れ、「事務所の開設は大変喜ばしく、日本留学を希望するラオスの若者に対して、本事務所は大きな役割を果たしてくれることでしょう。」と、歓迎の意を述べました。  開所式では、出席者と岡山大学関係者による情報交換会も実施し、ラオスからの日本留学事情、日本での留学生受入体制などについて活発な議論が交わされました。情報交換会には、ラオス元日本留学生協会よりPhoutsada CHONEPHETSALATH氏、在ラオス日本国大使館より西村祐輝三等書記官、サラワン教員養成校より本学の卒業生でもあるSouliphone SIVIXAY氏がパネリストとして登壇しました。  ビエンチャン事務所では、引き続き、大学、教育機関、同窓会などと協力し、ラオスからの日本留学希望者に対する支援を行っていきます。

マレーシア

28Jun2022

マレーシア東方政策40周年を記念し、日本留学セミナー「先輩に聞こう!」を開催

 日本から成功と発展の秘訣を学ぶことによって、マレーシアの社会経済の発展を目指そうという東方政策(the Look East Policy)をマレーシア政府が1982年に採用して以来、2022年で40周年の節目を迎えました。岡山大学は6月18日、マレーシア東方政策同窓会(ALEPS)と岡山大学国際同窓会(OUIAA)マレーシア支部の共催および日本学生支援機構(JASSO)マレーシア事務所の協力のもと、東方政策40周年記念事業として日本留学セミナー「先輩に聞こう!」をオンラインで開催しました。このセミナーは、岡山大学が文部科学省より受託している日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)の活動の一環として実施されました。  本セミナーでは、現在マレーシアと日本の発展に大いに寄与している元日本留学生、海外留学経験の豊富な岡山大学教員、岡山大学現役マレーシア人学生の“先輩”により、これから海外留学を目指すマレーシアの若者たちへ日本留学について幅広い情報を提供しました。  プログラムでは、岡山大学の鈴木孝義副学長(国際担当)とALEPS会長Zulfiqar Zainuddin氏より、マレーシア元日本留学生の今までの歩みと今後の更なる期待を込めた挨拶の後、OUIAAマレーシア支部会長Azri Zainal Abdin氏より、岡山で過ごした日本留学時代の思い出や、岡山と岡山大学の魅力を語っていただきました。続いて、岡山大学グローバル・ディスカバリー・プログラム牛田英子准教授による日本留学の魅力と本学の紹介、マレーシア出身の岡山大学学生4名による岡山での留学生活の魅力やハラルフードの入手方法などの紹介がありました。日本留学後のキャリア形成の一例として、日本留学後に日系企業とマレーシア企業でキャリアを積まれてきた元日本留学生 Shamsul Haq bin Md Noh氏によるキャリア経験談の発表がありました。最後に、JASSOマレーシア事務所のRaymond Tan氏よりマレーシア人学生に向けた日本留学情報の提供がありました。  マレーシアはコロナ禍前まで、毎年2,000~3,000人規模の留学生を日本へ送り出してきました(マレーシア国費留学生を含む)。日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)は、今後もマレーシアの日本留学希望者の留学を後押しし、両国の発展に寄与する人材育成に貢献していきます。

カンボジア

28Jun2022

カンボジア教育・青年・スポーツ省高等教育局及びカンボジア国立教育大学を表敬訪問

 岡山大学の鈴木孝義副学長(国際担当)、稲森岳央グローバル人材育成院准教授、仁井勇佑留学コーディネーターらは6月7日、カンボジア教育・青年・スポーツ省高等教育局及びカンボジア国立教育大学を表敬訪問しました。  カンボジア教育・青年・スポーツ省高等教育局では、NITH Bunlay副局長らを訪問し、日本留学海外拠点連携推進事業の説明と、プノンペン事務所開所の案内、カンボジアで日本留学セミナー等を行うにあたっての協力を依頼しました。Bunlay副局長はプノンペン事務所の活動の重要性にふれ、現地でのネットワーク構築など協力を惜しまないと述べました。また、国際交流協定締結の可能性についても話し合いが持たれました。  また、カンボジア国立教育大学では、SIENG Sovanna学長らと面会し、プノンペン事務所の紹介と、今後の協力について意見交換を行いました。カンボジア国立教育大学と岡山大学は、平成20年2月に大学間協定を締結しており、長年にわたって協力関係にあります。また、Sovanna学長は平成19年から平成22年に岡山大学の自然科学研究科博士課程に留学していた経験があることから、国際同窓会を含めた岡山大学や本事業の活動へ非常に協力的であり、友好的な関係を築いています。 この訪問は、6月6日に挙行された日本留学海外拠点連携推進事業ASEAN拠点プノンペン事務所(カンボジア)の開所式に伴い、実現しました。このほか、カンボジア教育・青年・スポーツ省のSANN Vathana政務官とも面会し、協力を依頼するなど、今回の訪問を通して、プノンペン事務所と現地の大学、教育機関、岡山大学国際同窓会などとの連携が強化され、カンボジアでの日本留学が促進されることが期待されます。

カンボジア

17Jun2022

カンボジアに日本留学海外拠点連携推進事業ASEAN拠点プノンペン事務所を開設

 岡山大学は、日本留学海外拠点連携推進事業ASEAN拠点プノンペン事務所(カンボジア)を王立プノンペン大学・カンボジア日本人材開発センター(CJCC)内に3月1日に開設し、6月6日に開所式を行いました。  開所式には、在カンボジア日本国大使館より久保朋子参事官、王立プノンペン大学よりChet Chealy学長、CJCCより Khim Leang所長など、カンボジアの政府・教育機関15機関から関係者33名が集まり、開所を祝いました。岡山大学からは、鈴木孝義副学長(国際担当)、稲森岳央グローバル人材育成院准教授らが出席しました。また、本事業の連携機関である国立六大学(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)の代表者らは、オンラインで参加しました。  来賓祝辞では、在カンボジア日本国大使館久保参事官が「今後、プノンペン事務所による支援は、日本留学を希望する多くのカンボジア人の夢の実現を手助けしてくれるだろう。大使館としても、日本留学希望者への支援を提供するため、プノンペン事務所と密に連携していきたい」と述べ、本事務所へ期待を寄せました。また、日本留学経験者でもある王立プノンペン大学Chet学長は「プノンペン事務所が円滑に業務を遂行できるよう、できる限りの支援をしたい。日本留学を促進することは、留学生の知識習得のみならず、カンボジアと日本両国の友好にも繋がる。」と、本事業への協力の意を述べました。  当日午後には、プノンペン事務所の開所を記念して、国立六大学と合同で日本留学セミナーを対面・オンラインのハイブリッド形式で実施しました。セミナーには、対面・オンライン合わせて日本留学希望者など154名の参加がありました。セミナーでは、各大学から教員やカンボジア人留学生が登壇し、日本留学の魅力や各大学の紹介を行いました。岡山大学からは、鈴木副学長(国際担当)が大学紹介・模擬講義を行ったほか、仁井勇佑留学コーディネーターがプノンペン事務所の紹介を行いました。  プノンペン事務所では引き続き、大学、教育機関、同窓会などと協力し、カンボジアの日本留学希望者に対する支援を行っていきます。 ●現地メディア記事:The Phnom Penh Post https://m.phnompenhpost.com/national/study-japan-global-network-project-opens-office-rupp?fbclid=IwAR3uvTZRrZ1WQOoc-uWLxHQKE_7dWCeP6JmAaXtI_ppJkI_Tdseyue0DOsM

アセアン

04Apr2022

岡山大学と千葉大学の学生がASEANの若者に向けて日本の魅力を発信

 2022年3月29日(火)に、岡山大学と千葉大学の学生が、JENESYS オンライン交流プログラム ~日本の魅力発信~に参加し、英語で日本の魅力を発信し、ASEANの学生たちと交流を楽しみました。  プログラムには、岡山大学5名と千葉大学6名の計11名の学生が参加しました。また、カンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー、ラオスのASEAN5か国から大学生など約80名の参加がありました。  最初に主催者を代表して、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)の塩野谷国際交流部長からご挨拶があり、次いで、①日本の成り立ち、②日本の伝統的なお祭り、③日本の礼儀作法、④日本のスイーツ「和菓子」、の4つのテーマについてリレー形式で学生たちが分担をして英語でプレゼンテーションを行いました。  その後、学生たちはASEANの国ごとに分かれて、各国決められたテーマごとに英語でのプレゼンテーションと質疑応答や懇談をしたり、事前に用意をしたゲームやクイズをしたりしながら、時間の許す限り交流を楽しみました。ASEANの参加者の中には日本語を学んでいるなど日本に関心の高い者も多く、多くの質問に両大学の学生がわかりやすく答えていました。ASEANの学生たちは、今日の交流を通じてより日本への憧れの気持ちを高めていました。 ●国別の発表テーマ ○ベトナム  :SDGs、未来の教員交流 ○ミャンマー :伝統芸能 ○ラオス   :農業・食品加工 ○カンボジア :ファッション、伝統衣装、ダンス ○タイ    :文化交流  本プログラムは、1回限りのイベントではなく、約1か月の期間をかけた充実した事前学習、終了後のSNS等を通じた情報発信と参加学生間のネットワーク維持も特長で、オンラインを通じた国際交流活動の新たなモデルケースとしても注目されます。  プログラムに先立つ事前オリエンテーションでは、千葉大学国際未来教育基幹の織田教授が、日本の魅力発信について、クールジャパン戦略など関係省庁の関連する取組を交えながら講義を行ったほか、JICEからASEAN5か国の事情がわかる動画をオンデマンドで視聴させて、現地に寄り添いながらプレゼンテーションができるよう配慮しました。  3月18日には、国際協力機構(JICA)人事部の田中理氏より、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)での勤務経験を基に、国際機関で働く職員の一日の業務、国際機関で働くことの意義等を紹介していただき、将来国際社会で活躍をするために今日からできることを教授していただきました。  終了後には、参加学生がそれぞれ積極的に情報発信してもらうことを促し、参加できなかった人にも、日本の魅力が伝わるよう工夫がされています。同時に、今後も関連プログラムの案内を発出して参加を促すことで、交流の輪を維持・発展させて、日本ファンを増やしていく配慮もなされています。  国立六大学では、日本留学海外拠点連携推進事業と連携しながら、こうした学生同士の交流活動を通じて日本や日本の大学の魅力を積極的に発信し、日本ファンを増やすことやASEANの若者に日本留学の機運を高める取組を推進していきます。 ★対日理解促進交流プログラムとは  「対日理解促進交流プログラム」は、日本政府が推進する国際交流事業で、日本とアジア大洋州、北米、欧州、中南米の各国・地域との間で、対外発信力を有し将来を担う人材を招へい・派遣、又はオンライン交流を行います。このうちアジア大洋州地域を対象とした交流事業が JENESYS です。人的交流を通じて、政治、経済、社会、文化、歴史、外交政策等に関する対日理解の促進を図るとともに、親日派・知日派を発掘し、日本の外交姿勢や魅力等について被招へい者・被派遣者自ら積極的に発信してもらうことで対外発信を強化し、日本の外交基盤を拡充することを目的としています。

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