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岡山大学は、これまで10年に亘って実施した文部科学省「ミャンマー留学コーディネーター配置事業」(平成26年度~平成30年度)および、「日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア地域)」(平成31年度~令和5年度)の実績に基づき、令和6年度より文部科学省「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業」を受託しました。「教育未来創造会議」が提言した「未来を創造する若者の留学促進イニシアティブ 」で掲げられた、令和15年までに本邦の外国人留学生数(高等学校を除く)38万人を達成するという目標実現に貢献するべく東南アジア(ASEAN)地域からの留学生数を、5年間で2.7倍(103,861人)にすることを目指して事業を進めています。
また、令和6年12月現在、インドネシアのジャカルタとスラバヤ、ミャンマーのヤンゴンとマンダレー、タイのバンコク、カンボジアのプノンペン、ラオスのビエンチャンに事務所を構え、7拠点からASEAN諸国の優秀な留学生獲得に向けて事業に取り組んでいます。今後は、マレーシアにも事務所を整備し、更に事業活動を展開する予定です。
これまでミャンマーおよびASEANでの事業活動を通して得た知見に加えて、連携機関である国立六大学や各協力機関のさまざまな資源を活用し、ASEAN諸国から日本へ留学を希望する学生らへの助言や各種イベント開催等を含む積極的な支援を行ってまいります。