ヤンゴンで日本理解促進セミナーを開催しました!
6月14日、岡山大学日本留学情報センター(OJEIC)ミャンマー事務所は、国際交流基金ヤンゴン日本文化センターと連携し、「日本理解促進セミナー ~異文化適応と日本人のコミュニケーションスタイル~」を、現地会場およびオンラインにて開催しました。 日本への留学や就労を目指すミャンマーの若者が増加している現状を踏まえ、日本での円滑な生活の実現を支援するため、本セミナーでは異文化適応の基礎知識や、日本人特有のコミュニケーションスタイルに関する情報を提供しました。 まず、明治大学講師で国際交流基金日本語国際センター カウンセラーでもある臨床心理士の浅井健史先生が、異文化環境で直面しやすいメンタルヘルスやストレスへの対処法、日本人の会話スタイルなどをわかりやすく解説しました。その後、岡山大学グローバルディスカバリープログラム2年生で、現在留学中のミャンマー出身学生・ルインモウアウンさんが、実体験を中心に自身のカルチャーショックと対処法について語りました。 イベント後半では、参加者をいくつかのグループに分けてディスカッションを実施。各グループ代表が異文化での生活について話し合った内容を発表し、浅井先生からコメントやアドバイスがありました。最後に、OJEICヤンゴン事務所のトゥトゥヌェエーアソシエイトコーディネーターから、日本留学に向けた概要説明が行われ、参加者の理解を深めました。 本セミナーは、日本留学促進活動の中で新たな取り組みとして実施した異文化適応関連セミナーです。今後もミャンマーや東南アジアからの留学生が、日本でより充実した留学生活を送ることができるよう、多様なテーマで日本留学促進イベントを開催していきます。