ラオスに日本留学海外拠点連携推進事業ASEAN拠点ビエンチャン事務所を開設
岡山大学は、日本留学海外拠点連携推進事業ASEAN拠点ビエンチャン事務所(ラオス)をラオス日本人材開発センター(LJI: Laos-Japan Human Resource Development Institute、ラオス国立大学ドンドーク・キャンパス内)内に4月1日に開設し、8月8日に開所式を行いました。 開所式には、在ラオス日本国大使館より小林賢一特命全権大使、ラオス教育スポーツ省よりKhamkeo HANSANA高等教育局副局長、ラオス国立大学よりOudom PHONEKHAMPHENG学長、LJIよりPhonekeo CHANTHAMALY所長など、ラオスの政府・教育機関10機関から関係者30名が集まり、開所を祝いました。岡山大学からは、本事業の統括マネージャーである門田功学術研究院自然科学学域教授および稲森岳央グローバル人材育成院准教授らが出席しました。 来賓祝辞では、在ラオス日本国大使館の小林特命全権大使が「日本とラオスの懸け橋の役割を果たしているLJIに事務所が設置されたことにより、今後より多くのラオスの若者が日本留学し、両国の関係強化および更なる発展が実現するよう祈ります。」と述べ、本事務所へ期待を寄せました。また、ラオス国立大学のOudom学長は、ラオスにおいて教育は重要分野であることにも触れ、「事務所の開設は大変喜ばしく、日本留学を希望するラオスの若者に対して、本事務所は大きな役割を果たしてくれることでしょう。」と、歓迎の意を述べました。 開所式では、出席者と岡山大学関係者による情報交換会も実施し、ラオスからの日本留学事情、日本での留学生受入体制などについて活発な議論が交わされました。情報交換会には、ラオス元日本留学生協会よりPhoutsada CHONEPHETSALATH氏、在ラオス日本国大使館より西村祐輝三等書記官、サラワン教員養成校より本学の卒業生でもあるSouliphone SIVIXAY氏がパネリストとして登壇しました。 ビエンチャン事務所では、引き続き、大学、教育機関、同窓会などと協力し、ラオスからの日本留学希望者に対する支援を行っていきます。