2023年度ミャンマー向け日本留学フェア(Study in Japan Fair 2023 for Myanmar)をオンラインで開催
岡山大学は、文部科学省「日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)」の一環として、8月25日、26日の2日間、ミャンマーからの日本留学希望者及び進学指導者等を対象としたオンライン日本留学フェアを開催しました。 本フェアは、日本留学の入口から出口までをサポートすることを目的としており、ミャンマーからの日本留学を促進するだけでなく、留学後の日本での就職情報も提供しています。在ミャンマー日本国大使館、ミャンマー元日本留学生協会(以下、MAJA)、本学が主催し、ミャンマー人材育成支援産学官連携ぷらっとフォーム(以下、ぷらっとフォーム)の協力により実現しました。 本フェアは特設ウェブサイト、オンラインセミナー、オンライングループ相談会の3つのメインコンテンツで構成。ミャンマーの日本留学希望者ら総勢2,024人が参加登録し、様々な形で日本留学情報及び留学後の日本での就職情報を提供しました。 特設ウェブサイトでは、主催機関のMAJAや協力機関のぷらっとフォームのほか、独立行政法人日本学生支援機構、井内アジア留学生記念財団、日本・ミャンマー医療人育成支援協会より、日本留学・就職を促進するための資料や動画等が提供され、また、日本から出展した18大学の情報も個別に掲載しました。 オンラインセミナーには、ミャンマー人留学希望者等が488人参加しました。冒頭、在ミャンマー日本国大使館の丸山市郎特命全権大使、MAJAのMyo Khin会長、本学の鈴木孝義副学長(国際・同窓会担当)より開会あいさつがあり、本学を含む12大学の学校紹介と、MAJA、岡山大学日本留学情報センター(OJEIC)により日本留学基本情報、奨学金情報が提供されました。 グループ相談会は本学を含む18大学と在ミャンマー日本国大使館、MAJAが実施し、のべ1,120人の参加者が各機関の説明を受けたり、教員や現役留学生らに直接、質疑応答をしました。本学のセッションでは、本学のミャンマー人現役学生2名と10月からの入学予定学生3名が留学経験談を発表し、参加者から多くの質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。 本学は今後も、日本留学を志すミャンマーの学生等に向けて、日本留学フェアやセミナーを開催し、継続的な情報提供に努めます。 ●フェア概要 1.フェア名:Study in Japan Fair 2023 for Myanmar 2.日程:2023年8月25日(金)~26日(土) 3.ウェブサイト:https://www.okayama-u.ac.jp/user/myanmar/prepare2023.html 4.主催:岡山大学、在ミャンマー日本国大使館、ミャンマー元留学生協会(MAJA) 5.協力:ミャンマー人材育成支援産学官連携ぷらっとフォーム ●日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア) 本学は、平成31年度より文部科学省「日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)」を受託し、5年間で、ASEANからの留学生数を1.5倍にすることを目標に事業を進めています。これまで、本学は平成26年度に文部科学省受託事業「留学コーディネーター配置事業(ミャンマー)に採択され、5年間でミャンマーからの留学生数を倍増することを目標として事業を実施した結果、4年間で3倍に増やすことができました。平成30年度より事業の名称が「日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)」に変わり、対象地域もASEAN10か国へと拡大しました。 現在は、ミャンマーのヤンゴンとマンダレー、タイのバンコク、カンボジアのプノンペン、ラオスのビエンチャンに事務所を構えており、これら5拠点からASEANの優秀な留学生獲得に向けて、事業に取り組んでいます。