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2021.09.10
日本の教育機関向けにカンボジア/ラオス日本留学事情オンライン説明会を開催
日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)の一環として、日本の大学等教育機関向けに、カンボジア及びラオスにおける日本留学事情オンライン説明会を開催しました。本説明会は、カンボジア・ラオスの現地情報や教育事情、日本への留学状況などを説明することで、カンボジア・ラオスからの、日本の大学や教育機関への留学生受入れを促進することを目的としています。
カンボジアの説明会では冒頭、岡山大学自然科学研究科の門田功教授(本事業統括マネージャー)より本事業の概要説明がありました。また、カンボジア教育青少年スポーツ省のサン・ワッタナ次官補佐よりカンボジアの教育事情と日本の大学への期待について、日本留学アソシエイトコーディネーターのブティ・モニラ氏よりカンボジアからの日本留学傾向についてご発表いただきました。続いて、在カンボジア日本国大使館の和泉真行二等書記官よりカンボジアにおける文部科学省奨学金受験者の傾向・実績、及び留学後の進路について、JICAカンボジア事務所の徳川詩織所員よりJICA研修プログラム概要についてご説明いただきました。最後に、カンボジア日本人材開発センター(CJCC)の井崎宏チーフアドバイザーから閉会のご挨拶を賜りました。
ラオスの説明会では、門田教授からの本事業概要説明の後、岡山大学の鈴木基義海外特別教授よりラオスの魅力と教育事情について発表がありました。続いて、在ラオス日本国大使館の西村祐輝三等書記官よりラオスにおける文部科学省奨学金受験者の傾向・実績、及び留学後の進路について、JICAラオス事務所の額田聖菜所員より、JICA研修プログラム概要についてご説明いただきました。最後に、ラオス日本センター(LJI)のポーンケオ・チャンタマリー所長より閉会のご挨拶を賜りました。
質疑応答のセッションでは、どのような学部の需要があるか、現地の高校生や大学生の学習水準、文部科学省奨学金への出願傾向など、多くの質問があり、カンボジアやラオスからの留学生受入れに対する関心の高さが伺えました。
カンボジア・ラオスにおける日本留学事情説明会を開催するのは今回が初めてでしたが、カンボジアの説明会には24大学・機関、43名が参加し、ラオスの説明会には、25大学・機関、38名が参加しました。
カンボジア及びラオスからの日本留学者数は年々増加傾向にあり、今後も増え続ける見通しです。本事業では、カンボジア、ラオスを含むASEANからの日本留学を推進するとともに、日本の大学や教育機関への継続的な情報提供を行います。
【説明会の概要】
<カンボジアの日本留学事情オンライン説明会>
日 時:2021年8月24日(火)15:30~17:30
開催方法:オンライン(Zoom)
主 催:日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)/岡山大学
共 催:カンボジア日本人材開発センター(CJCC)
協 力:カンボジア教育青少年スポーツ省
JICAカンボジア事務所
後 援:在カンボジア日本国大使館
<ラオスの日本留学事情オンライン説明会>
日 時:2021年9月7日(火)15:30~17:00
開催方法:オンライン(Zoom)
主 催:日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)/岡山大学
共 催:ラオス日本センター(LJI)
協 力:在ラオス日本国大使館
JICAラオス事務所
日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業(東南アジア)とは
インドネシア、マレーシアをはじめASEAN諸国からの留学生数を2028年には2.7倍増(103,861人)にすることを目標に,岡山大学が,日本政府の資金援助を受けてこのプロジェクトを運営しています。