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2019.09.09
カンボジア・王立プノンペン大学でAcademicセミナーを開催しました
2019年9月9日、カンボジアの王立プノンペン大学にて、日本の大学での研究の魅力を伝える「Academicセミナー」を開催し、約50人の現地大学生、教員らが参加しました。
当セミナーは、文部科学省より受託している日本留学海外拠点連携推進事業(ASEAN)の一環として開催しました。岡山大学大学院環境生命科学研究科の藤原健史教授が「廃棄物マネジメント」、村田芳行教授が「日本留学」をテーマにそれぞれ講演。また、岡山大学博士課程を修了した王立プノンペン大学の教員による、自身の日本留学での経験やエピソードについての説明もあり、参加者にとって日本留学がより身近に感じられるセミナーとなりました。カンボジア日本人材開発センター(CJCC)から10月の日本留学フェアについても周知があり、日本留学関連の情報提供の場となりました。
その後、教員らは、カンボジア元日本留学生協会(JAC)を表敬訪問。ブティ・モニラ(Vuthy Monyrath)JAC会長に今後のカンボジアでの当事業の活動について協力を依頼し、意見交換を行いました。
カンボジアは、他のASEAN諸国に比べて経済水準が低い国であるものの、主な留学対象者となる若い世代の人口割合が高く、今後の日本留学増加が期待できる国の一つです。留学のための資金や奨学金の情報は欠かせないものであるため、今後も各種イベントを通じて情報提供を行い、日本留学を促進する本事業を推進していきます。
講義を行う藤原健史教授
熱心に講義を聞く学生ら
講義後の質疑応答で質問する学生
今後の活動に向けて握手を交わすブティ・モニラJAC会長(写真左)と村田教授
日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業(東南アジア)とは
インドネシア、マレーシアをはじめASEAN諸国からの留学生数を2028年には2.7倍増(103,861人)にすることを目標に,岡山大学が,日本政府の資金援助を受けてこのプロジェクトを運営しています。