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2022.03.18
ASEAN10か国向けに日本留学フェアを開催
岡山大学は、日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)の一環として、1月17日~2月18日の約1か月間にわたり、ASEAN10か国からの日本留学希望者及び進学指導者等を対象としたオンライン日本留学フェアを開催しました。本フェアでは、各国からの日本留学を促進するほか、日本での就職情報も提供することで、留学の入口から出口までをサポートすることを目的としています。
本フェアのメインコンテンツとして、特設ウェブサイトにおける情報提供、Facebookにおける参加機関等の紹介、参加機関によるグループ相談会の3つを実施しました。特設ウェブサイトでは、協力機関の独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)、ミャンマー元日本留学生協会(MAJA)、カンボジア日本人材開発センター(CJCC)、ラオス日本センター(LJI)、カンボジア元日本留学生協会(JAC)、ラオス元日本留学生会(JAOL)、ミャンマー人材育成支援産学官連携ぷらっとフォーム、独立行政法人国際交流基金、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)より、日本留学・就職を促進するための資料や動画等を提供いただきました。また、日本から出展した56の大学等教育機関の情報も個別に掲載しました。グループ相談会では、日本から参加した大学や教育機関54機関及びその他教育機関7機関が計163枠の相談会を実施し、ASEANからの参加者延べ3,739名が各機関の説明を受け、直接質疑応答する機会を得ました。
本事業は今後も、日本留学を志す東南アジアの学生等に向けて、日本留学フェアのほか日本留学に関するセミナーを開催するなど、継続的な情報提供に努めてまいります。
【フェアの概要】
1.フェア名 Online Study in Japan Fair 2022 Myanmar, Cambodia, Laos & ASEAN
2.日 程 2022年1月17日(月)~2月18日(金)
3.ウェブサイト?https://studyinjapan-asean.com/
4.主 催 岡山大学
5.共 催 国立六大学連携コンソーシアム
6.協 力 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)、ミャンマー元日本留学生協会(MAJA)、
カンボジア日本人材開発センター(CJCC)、ラオス日本センター(LJI)、カンボジア元日本留学生協会(JAC)、
ラオス元日本留学生会(JAOL)、ミャンマー人材育成支援産学官連携ぷらっとフォーム、
独立行政法人国際交流基金、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)
7.後 援 文部科学省、外務省
【ミャンマー及びASEANにおける日本留学フェアのあゆみ】
本事業が重点国と位置付けているミャンマーにおいて、独立行政法人日本学生支援機構が平成15年度から平成25年度まで11回にわたり開催していた「日本留学セミナー」が日本留学フェアの前身である。平成26年度には、日緬外交関係樹立60周年を記念する行事として規模を拡大し、このときはじめて「日本留学フェア」として開催した。平成26年度に本学が文部科学省より「留学コーディネーター配置事業(ミャンマー)」に採択されたことから、平成27年度は共催として開催、平成28年度から現在まで主催として開催している(平成30年度に「日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)」に名称変更)。昨年度は、初めてカンボジア、ラオス向けにもフェアを主催し、ミャンマー向けのものと合わせて3回開催することができた。また、昨年度よりオンラインでの開催を試みている。
【日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)】
本学は、平成31年度より文部科学省「日本留学海外拠点連携推進事業(東南アジア)」を受託し、5年間で、ASEANからの留学生数を1.5倍にすることを目標に事業を進めている。これまで、岡山大学は、平成26年度に文部科学省受託事業「留学コーディネーター配置事業(ミャンマー)に採択され、5年間でミャンマーからの留学生数を倍増することを目標として事業を実施した結果、4年間で3倍に増やすことができた。平成30年度より事業の名称が「日本留学海外拠点連携推進事業」に変わり、対象地域もASEAN10か国へと拡大した。
現在は、ミャンマーのヤンゴンとマンダレー、タイのバンコク、カンボジアのプノンペンに事務所を構え、令和4年度にはラオスのビエンチャンにも設置予定。それら5拠点からASEANの優秀な留学生獲得に向けて、事業に取り組んでいる。
ウェブサイト、フライヤーのデザイン
グループ相談会に対応したミャンマー人留学生
グループ相談会に対応したカンボジア人留学生
グループ相談会に対応したラオス人元留学生
日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業(東南アジア)とは
インドネシア、マレーシアをはじめASEAN諸国からの留学生数を2028年には2.7倍増(103,861人)にすることを目標に,岡山大学が,日本政府の資金援助を受けてこのプロジェクトを運営しています。