ミャンマー向けオンライン日本留学フェア2025を開催
本学は、文部科学省「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業(東南アジア)」の一環として、8月29、30日の2日間にわたり、ミャンマーからの日本留学希望者及び進学指導者等を対象としたオンライン日本留学フェア「Study in Japan Fair 2025 for Myanmar」を開催しました。 フェアでは、特設ウェブサイト、オンラインセミナー、オンライングループ相談会を通じて、2015人の参加登録者に対し、20の参加機関による大学紹介のほか、政府関連機関による日本留学および日本での就職に関する情報を提供しました。 本イベントは、在ミャンマー日本国大使館、ミャンマー元日本留学生協会(MAJA)、本学が主催し、JICAミャンマー日本人材開発センター(MJC)、MJCアッパーミャンマー同窓会、ミャンマー人材育成支援産学官連携ぷらっとフォームの協力により実現しました。日本留学の入口から出口までをサポートすることを目的にしており、前身事業から継続して、今年で10回目の開催を迎えました。 オンラインセミナーには、日本への留学希望者等289人が参加。開会にあたり、在ミャンマー日本国大使館の吉武将吾臨時代理大使、MAJAのMyo Khin会長、本学の鈴木孝義副学長(国際・同窓会担当)より激励のメッセージが伝えられました。その後、本学学術研究院共通教育・グローバル領域(グローバル人材)稲森岳央准教授を含む14大学による学校紹介、MAJA、MJC、岡山大学日本留学情報センター (OJEIC)による日本留学の基本情報や、奨学金情報の提供が行われました。 オンライングループ相談会には、本学を含む20の大学に加え、在ミャンマー日本国大使館、MAJA、MJCが参加しました。延べ824人の参加者が、教員や現役ミャンマー人留学生に直接質問をする機会を得ました。岡山大学のセッションでは、本学卒業生であり、現在学術研究院環境生命自然科学学域(工)で講師を務めるHTOO HTOO SANDI KYAW先生による大学紹介に加え、在籍中のミャンマー人留学生2人が自身の留学生活について発表しました。参加者からは多数の質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。今後も本学は、日本留学を志すミャンマーの学生等に向けて、日本留学フェアやセミナーを継続的に開催し、情報提供に努めていきます。 ●日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業(東南アジア) 本学は、令和6年度より文部科学省「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業(東南アジア)」を受託し、5年間で、ASEANからの留学生数を2倍(103,861人)にすることを目標に事業を進めています。 現在は、ミャンマーのヤンゴンとマンダレー、タイのバンコク、カンボジアのプノンペン、ラオスのビエンチャン、インドネシアのジャカルタ、スラバヤ、インドネシア大学、マレーシアのクアラルンプールに事務所を構え、9拠点からASEAN諸国の優秀な留学生獲得に向けて事業に取り組んでいます。 【本件問い合わせ先】 企画部国際企画課 TEL: 086-251-8937